・転写マークとは?
衣服に図柄などのプリントを施すための加工方法の一つです。衣服に直接印刷するのではなく、専用のシートに印刷をしたものを生地に反転させ
写し取るので転写マークと呼ばれます。色々な生地に対応した接着タイプがあるので、汎用性が高いのも特徴です。

・メリット・デメリット
メリット⇒
 ①転写なので着用した際の違和感がなく、快適性が高い。
 ②シートに印刷した図柄を確認してから圧着できるので、仕上りのイメージが違うといったトラブルを回避できる。
 ③プレス機さえあればどこでも圧着可能。
 ④デザインの再現性が高い。色彩が綺麗。(直プリントと比べ、生地に対する制限がない)
デメリット⇒
 ①生地に対して圧着しているので、剥がれる可能性がある。(生地との相性)
 ②熱に弱いので、タンブラー乾燥やアイロン等ができない。
 ③マークが平面的である。
 ④サイズが大きいと単価が上がる

・種類とそれぞれの特性
シートタイプ(表面の見た目、仕上り)⇒
 ①クリア…ツヤ・光沢がある仕上り。
 ※艶ありのマーク苦手としています(福井)
 ②マット…マットな仕上り。
 ③反射…再帰性反射。(光を当てると反射して見える)
※再帰反射とは、入射した光が再び入射方向へ帰る反射現象。
入射角と反射角が等しくなる鏡などの反射とは異なり、
受けた光をそのまま光源へ跳ね返すので、
視認性が高く安全性を目的として活用される場面が多い。
3月1日 16:09
未読メッセージ
接着タイプ⇒
 ①ニット…綿、ポリエステル、ニットなど、特殊加工されていない通常の素材
      (Tシャツ、トレーナーetc)
 ②2WAY(ストレッチ)…スポーツブランドのアンダーウェアや水着など、収縮率の高い素材。
 ③撥水…撥水加工がされている素材。
     (ジャンパー、ウインドブレーカーetc)
 ④リネン…作業服など、工業洗濯を行うもの。
      (綿、T/C素材)